性行為後…優しい男には注意せよ!
出会った2人が共有する時間を重ねる内にいつの間にか肉体関係に・・。そして、愛を確かめ合い男の優しさに触れ恋愛関係へとつながっていく。
以前は、ドラマの傾向としてそんなストーリーをよく見ました。
ラブロマンスですが、現実にはそんなドラマチックな展開は思ったほど存在しないかもしれません。
セックス前からセックス後…感じる優しさの中に、男は何を考えて何を思うのでしょう?性行為と男の優しさについて言及します。
性行為を求める気持ちが男を優しくさせる
どうも。哲也です。
動物は発情期を迎えると、オスがメスに『求愛行動』をするようになります。それは時に情熱的で、華やかで、けな気で・・。交尾を行うため、メスが自分を選ぶように懸命な努力をするものです。
人間も同じで、男は性行為にいたるため女性を振り向かせようと懸命な努力をします。
カッコよく見せたり、たくさん話し自分をアピールしたり。「優しい自分を見せる」のもその一つ。タイプな女性はもちろん、その場でセックスしたいと思うような女性に男は優しくなります。
性行為とは不思議なもので、それほど好きではない相手でも盛り上がり方やムード次第では、性行為後に『好き』に変わるもの。これは男女ともにあるでしょう。
男はセックスまでたどり着くために、場の盛り上げやムード作りをし包容力や優しさをアピールします。動物の求愛活動のダンスと同様ですね。これを受け女性は男性に惹かれる・・といったところでしょうか?
「優しさ」は性行為を受け入れやすくするための準備とも言えます。
異性間に限らず、優しさはひと時の安心感を与え身構えるガードを緩くさせる。男が優しさを見せるのは、性行為のきっかけ作りのためとして当然なのです。
そしてセックスが良かった女性には行為後も、とにかく優しくする。次のセックスへの計画です。男自身にとっても【無意識で行なっている計画】とも言えます。
性行為と優しさは女のストライクゾーンを広げる
本来人が本当の愛情を感じるのは、容姿だけでは到底不可能。タイプであってもタイプでなくても関係ありません。しかし、見た目は大変重要です。
でも優しくされて『この人タイプかも?』と感じ、後になって『ん〜、ちょっと違うな』なんて思った経験はありませんか?
通常時も性行為後も常に優しくされた女性は、自分の都合のいいように物事を捉えます。仮面をかぶった男性を受け入れ、仮面を外した途端「あれっ?」となるケースですね。
早くに気づけばよいのですが、多くの場合が付き合いが深まってきたり結婚した後に。マンネリ化もそのうちの一つですね。
男の場合、特にこの状態に陥るのが酒を飲んで酔っている時。酔うと判断力が鈍るのに加え、なぜか酔うほどにムラムラとエッチな気分になるものです。
キャバクラやラウンジのような酒の席では、特に女性が美しく見えてしまうもの。良い気分にさせてくれるのですから、当然と言えば当然。男が、飲み屋のねーちゃんとの疑似恋愛にハマってしまうのもそのためです。
本来タイプではなくとも、セックスしたい気持ちが目の前の女性をタイプだと感じさせてしまう。そしてその流れで、性行為後も優しくロマンティックな夜を過ごすが、酔いが覚めた時に「あれ?」なんて…。
「錯覚」とも言えますが、普通なら何とも思わない相手を酒の魔力で「こんな女性に出会いたかった」とまで思うこともあるのです。
タイプをストライクゾーンと考えると、本来なら容姿はもちろん話し方・表情・気遣い・しぐさなど、好みは個々により限られてきます。
しかし、酒で酔うなどの要素が入ると全てが曖昧になりストライクゾーンは限りなく広がるものです。
性行為を求めるためにタイプではないが「いい女」と思ってしまう。そして、セックスがしたくて優しくなる・行為後も、ノリにのった状態で優しく接するというわけですね。
優しい男は『君が好き?』それとも『セックスが好き?』
- 出会った女性を好きになってセックスがしたい
- 出会った女性とセックスがしたくて好きになる
同じようで全く違うこの2つの思い。実は気づかないだけで、しばしば起きている現象です。
女性からはわかりにくいと思いますが、同性から見ているとよくわかります。男が特定の女性を好きな理由を並べるほどに「とりあえずやりたいんでしょ?」と感じることも。もちろん本人も気がついていない場合もあります。
特に若い内は後者がほとんどと思いますが、セックスし本命となる場合ももちろんあります。
ただし、その彼女に愛情があるわけではなく『自分を受け入れてくれた』嬉しさを、愛情と錯覚しているケースも多いでしょう。
これ自体に問題はなく、むしろ錯覚に気づかぬままその後を幸せに過ごすのが大半かもしれませんね。そうなればなったで、本人達が良ければよし。それが継続できればの話ですが…。
錯覚に気づかないまま、マンネリ化とともに性行為後の賢者タイムをむき出しにし、優しさをかけるのはじめだけ。相手の女性も然り、自分の欲を全面に要求し最後は破局。
今や、結婚1年で離婚なんてよくある話。かなり大きな問題です。
それを回避するために、籍は入れず子どもも作らずひとまず同棲してみる。それで、相手を見極める男女もいるようですね。
遊びの性行為から好きに…
彼女や奥さんがいるのに、浮気し好きになる場合もあります。
浮気相手と遊びでセックスし、気も合い体の相性も良いと一時的に錯覚します。パートナーとの付き合いが長いと、タイプではなくとも浮気相手に新鮮味があり余計にそう感じるかもしれませんね。
本当に浮気相手が本命になって・・というのもありますが、よほど運命的な出会いを感じない限り目が覚めてしまうでしょう。
本人にとって、無意識に二股キープとしての意味合いが強いとも考えられます。つまり、これも錯覚しているわけですね。
彼女や奥さんと長く一緒にいると不満はお互いにつきもの。それは、相手をしっかり見ている証拠でもあるのです。
しかし、その不満が隙となり浮気に走る…。
パートナーへの不満・性行為を求める気持ちが重なり、遊びの女性へ優しさが向けられます。当然、お互いに前記したストライクゾーンも大きく広がる。
ただ、そこは本気ではなく浮気(遊び)ですから何かのきっかけで目が覚めてしまうもの。結局は体の関係なので、「なんか違うな・・」と徐々に感じていくでしょう。
そうなると、最初の優しさもどこへやら・・。
目が覚め動き出す浮気心
どんなに好きだった女性も本命のようにキープしていた女性も、あまり変化がないとマンネリが起きる。
マンネリ化は、新鮮さを呼び込もうとするきっかけでもあります。
- 付き合い期間が長い
- SEXに変化や進展がない
- あまり愛情を感じない
こんな状況が続くと動き出すのが浮気心。新たな刺激が欲しくなり、女性を求めたくなります。
行動に移すか移さないかは別として新しい刺激、つまり違う女性との性行為を求めるのです。
仮に新しい女性に出会い性行為を求めたい相手ならば、心がリセットされたかのように新鮮な気持ちになるでしょう。それがたとえタイプの女性ではなくとも。
そして、性行為がしたくて優しく女性をリードし、やがてベッドへ…。性行為後の新鮮な気持ちを愛情と思い込み、彼女がいるのにキープの行動へと移ります。
ここで浮気心がもたらすのは、マンネリ化された心のリセットです。
すっかり馴れ合いになった関係で退屈だった心が、新鮮な刺激で目が覚めた状態。
と、ここで意外かもしれませんが、彼女・パートナーとのマンネリ化も一時リセットされ再構築される場合も。この時の優しさは、罪悪感・後ろめたさからくるものです。
性行為後の優しさに注意
時に優しさは、『性行為を求める心』が先導して愛情とは別に出るものです。
- 思うようなムード作り
- 思うようなセックス
- 理想のセックス後の態度
賢者タイムがなく性行為後優しいからといって、相手の女性を本命としてみているとは限りません。
判別に難しく、優しさの裏にある下心を見抜くのは容易ではありません。案外、男自身もわかっていないか気づいていません。だからこそ、余計にわからないのです。
ただ一つ、その女性が好きなのか?それとも女性とセックスするのが好きなのか?簡単に判別できる方法があります。
セックスばかり求められるなら『セックス抜きのデート』が何度もできるかどうかでしょう。
なぜなら、浮気(遊び)ならばセックス抜きは意味のないものだから・・。本命ならば一緒にいるだけで幸せだと、男も感じるものなのです。
とはいえ性欲旺盛な男にそれを強いると、本当に傾いていた気持ちを冷めさせてしまう結果にも…。
そこでどういった見方で相手の優しさと下心を見抜くのか…。全ての人に共通するマニュアルはありません。肌で感じ、瞳の奥・心で感じるもの。
なにはともあれ、性行為後必要以上に優しい男には注意した方がよいのかもしれません。
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