セックスの体位を変える男の心理
正常位・騎乗位・バックなど、挿入体位もさまざまです。セックスの体位48手、詳しい体位は知らずとも誰もがご存知でしょう。
あなたのパートナーは、セックスでどのくらいの体位変換をするでしょうか。
セックスの時、体位を色々と変える男性・変えずに同じ体位でする男性。人によってさまざまです。
体位を変える男の心理とは、どのようなものなのでしょうか。
体位変換どう思う?
体位を変える男性に対し、女性の意見も違ってきます。体位変換はした方がいい・しない方がいい、大きく意見が分かれるでしょう。
- せっかく快感に集中していたのに、体位を変えられてゲンナリする
- 頻繁な体位変換でなかなかイケない
- ゆっくりと愛情を感じる時間もないし、相手に遊ばれているような気がする
このような感じでしょうか。
セックスの体位を変える男の心理
体位を変えるのが当たり前だと思っている
基本的に、男性が体位変換する理由はおそらく、AVの影響によるものだと考えられます。
【AV】=【セックスの教科書】ですね。
ずっと同じ体位でセックスしているAVは、ほぼ皆無。女性が喘ぎ声を出さなければならないと、思い込んでいることと同様です。
- クリトリスの包皮を剥いてクンニをすれば気持ちいい
- 手マンしてGスポットを刺激すれば、女はよがる・潮を吹く
- ガンガンポルチオを突いた方がいい
それを知らずに行い、演技をする男女…悪循環ですね。
男性は『体位を変えなければならない』と、ごく普通に捉えているものと思われます。
休憩を挟むために体位を変える
同じ体勢で同じ行動を延々と行なっていれば、当然疲れが生じます。ずっと同じ体位では、腹筋やスクワットを長時間行なっているのと同じ状態になります。
体位変換の数秒であっても、体制を立て直す間休憩になりますね。
騎乗位で女性に腰を動かせるのも、そのうちの一つ。挿入中ほとんどの割合で、男性だけが動いているのですから、当然です。
オランダ、ライエンブルグのハガ病院・ユトレヒト大学薬学研究所共同の『500人の男性の挿入時間』の調査によると、男性の平均挿入時間は5分4秒となっています。
5分10分の間ずっと腰を振るなんて、筋肉量の少ない女性にはほぼできません。男性だからといって、疲れないわけがありませんね。
相手を感じさせるために体位を変える
紗江の友人に聞いてみたところ、こう語っていました。
体位によってはちんちんが奥深く入ったり、浅く入ったりだから、奥を攻めたり、手前を攻めたりって感じで。
男性のセックスの醍醐味は、2つです。
- 射精の快感を得る
- 相手を感じさせる
男がセックスする最終目的は射精。ですが、1人だけで行うものではありません。他者との共同作業であるセックスを一生懸命になっているのは、パートナーに気持ちよくなって欲しいと思うからこそ。
女性を気持ちよくさせるために、体位を変えているのです。
前からの挿入・後ろからの挿入、当然角度が違いますね。ある程度、経験がある男性でないとわからない事でしょう。
自分が快感を得るために体位を変える
女性が体位によって感じる場所や感じ方が異なるように、当然男性も感じ方が違います。
- 深く入ればポルチオに当たる感覚がする
- 体位によって、すごく締め付けられる
体位を変え変わる刺激を、楽しんでいるのです。
ずっと同じ刺激ではなく、さまざまな刺激を感じたいと思うのは当然ですね。
そして上の『相手を感じさせるために体位を変える』も、根本的に言えば、自分の欲求を満たすためとも言えます。
自分が興奮するために体位を変える
男性にとってのセックスは、視覚的要素がかなりを締めています。肉体的な快感を女性と比べると、射精を除けばおそらく半分に満たないかもしれません。
『目で見て興奮する』…ですから、挿入中につながっている部分を見ます。ペニスがあそこから出たり入ったりしているグロテスクとも言える卑猥な部分を見て、興奮度も高まります。
男性によっては胸が好きかお尻が好きか、はたまた女性のこの角度が好きとこわだりを持っている方もいるでしょう。
- 前から見て、感じている表情や胸を楽しむ
- バックから挿入して、犯しているような感覚を得る
- 騎乗位にさせ、下から綺麗な体やいやらしい腰つきを楽しむ
体位を変えて、脳への刺激を変えているのですね。
イケない・またはイキそうだから体位を変える
刺激や興奮が足りずになかなかイケない男性は、体位を変えて感じ方を変えようとします。
経験の浅い男性や遅漏気味の男性は、全く同じ体勢で無心になって腰を振り続けるケースもありますが、焦りが余計にイケなくさせているとも言えます。
女性は痛みを感じ、自分も全くイケない。楽しいセックスとは言えませんね。
また同じ体位を続けていると、継続的に快感が持続するのでイキそうになった場合、体位を変えてリセットする場合もあります。
気持ちよさを落ち着けるためですね。いったんペニスを抜いて、クンニしたり愛撫をした後続行というケースも。
体位を変えるのは『欲望』あってのこと
人は刺激に慣れると、新しい刺激を求めます。
- どれだけ好きでも甘いものばかりでは飽きてくる。味に変化が欲しい
- 同じ映画ばかり見ていても、感動が薄れてくる
- 新しいスマホが出たらほしいし、流行りの洋服を着たい
- 他の男女に目移りして浮気や不倫をする
全て新しい刺激を求めているからですね。
ですから男性が体位を変えるのも、人がセックスしたいと思う欲と同様、何らかの欲を持っているからです。
人の思考・行動はいたってシンプルです。
ちなみに紗江の彼に体位を変える理由を聞いたところ、上の全てにあてはまると言っていました。
「体位を変えて感じさせる・興奮度をあげる。もっといやらしい事ができるんじゃないかと、もっともっとと求める。欲望はとめどなくたぎってくる。」
体位をコロコロ変えすぎる男の心理
体位を変えるとはいっても、1度のセックスで2〜4回ほどでしょうか。
もちろんセックスの時間にもよりますし、時と場合によって違うでしょうが、一般的にはそのくらいかなと考えます。
紗江はあまり経験ありませんが、体位をコロコロと変えすぎる男の心理はどのようなものなのでしょう。
その心理は単純にひとくくりにはできませんが、考えられるのは以下のようなものでしょうか。
- まだわからない相手の感じ方を模索している
- その相手とのセックスを楽しんでいるだけではなく、ただのセックスを楽しんでいる
- これだけ体位を知っているという自慢がしたい
- 体位を変えて自己満足している
- 多くの体位に挑戦しないと、つまらないと思われるかもしれないと思っている
何にしても体位をコロコロと変えるのは、両者の心が通じ合っていないと言えるでしょう。
体位変換は、多くの場合阿吽の呼吸で行えるもの。
もちろん完璧にとは言えませんが、気持ちが通じ合っていれば体位を変えるタイミングなど考えなくても、ごく自然に行えます。
まだ付き合いが深くない男女の場合は、徐々に自分の気持ちを伝えていき、お互いに求めている事を少しでもわかりあえるようにしたいものですね。
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