【オナニーでイク方法】脳で感じるオーガズム
オナニーで胸や性器を触ると快感を感じ、オーガズムを得る女性。
当たり前と言えばそうですが、どのようなしくみで感じるのか考えた事はありますか?
女性がオナニーやセックスで感じるしくみは、どのようになっているのでしょう。
皮膚で感じるしくみ
皮膚にはさまざまな感覚の受容器があります。
- 表皮にあるクラウゼ小体
- 皮膚の深い部分にあるルフィニ小体
- 皮膚の深い部分・関節や筋肉・膀胱の壁に分布するパチニ小体・マイスネル小体
ごく一部だけの紹介ですが、女性がもっとも感じやすいのはクリトリスと言われていますね。
▼女のあそこのしくみについて
クリトリスは陰核海綿体でできており、ペニスのように血液により充血して勃起します。そして触覚・圧覚受容器の『陰部神経小体』その表面には振動を感じる『パチニ小体』が分布しています。
クリトリスが痛いと感じる方は、その受容器が過敏であるとも考えられますね。
そして、セックスで感じる生殖器の感覚は以下の4つの神経です。
- 下腹神経:子宮と子宮頸部
- 骨盤神経:子宮頸部と膣の感覚
- 陰部神経:クリトリス
- 迷走神経:子宮頸部
オナニーでもセックスでもオーガズムを感じるのはこれらの神経を通り、脳へ刺激が与えられるからです。当たり前ですが、結局は全て脳が感じている状態です。
感じる時の脳の働き
では刺激を与えれば、必ず神経を通って快感が得られるのでしょうか。そうではありませんね。
オナニーでもセックスでも、イクためには【リラックス ⇒ 興奮】と切り替わる必要があります。まずはリラックスし集中しないと、快感が感じられない上興奮できません。そのために【リラックス ⇒ 興奮】の状態が必要なのです。
そこで必要になるのが、幸せホルモンと言われる『セロトニン』です。セロトニン三大神経伝達物質のうちの一つで、大脳を覚醒させる働きがあります。そして『ドーパミン』と『ノルアドレナリン』を調節する司令塔の役割を担っています。
- 副交感神経が優位にたったリラックスした状態 ⇒ セロトニン
- 交感神経が優位な興奮した状態 ⇒ ドーパミン・ノルアドレナリン
大脳が覚醒されると、集中力が高まります。
いくら局部を刺激したところで、脳が感じる状態になっていないとオーガズムは得られないのです。
セロトニンは、その名の通り幸せを司るホルモンです。
ですからイクためには、脳がリラックスしている状態を作らなければなりません。
オーガズムに必要なリラックスした脳波
脳からは、常に電気信号の【脳波】が発生しています。その脳波は、4つに分類されています。
- δ(デルタ)波:ぐっすり眠っている時の無意識の状態
- θ(シータ)波:眠る直前やまったりしている状態
- α(アルファ)波:心身ともにリラックスしている状態
- β(ベータ)波:普段の日常生活や緊張や不安状態
気持ちが落ち着いているときには、θ(シータ)波やα(アルファ)波が発生します。
そして感じているときやオーガズム時には、α(アルファ)波が多く発生するとわかっています。
神経学者のコミサリュック・バリー氏によると、α(アルファ)波とθ(シータ)波が、オーガズムを得るために必要だと語っています。
オナニーオーガズムはまず脳をリラックス
つまりα(アルファ)波とθ(シータ)波を増加させれば、イク可能性が高まるのです。
騒がしい場所で悲しみがこみ上げるラブストーリーを見ても、湧き上がる感情や涙は抑えられます。ワイワイとした賑やかな場所よりもまったりとしている方が、感情を噛み締められますね。
どれだけ集中し愛情を感じるかが、オナニーでイケるかに関わってくるでしょう。
人間での実験は行われていませんがラットへオキシトシンを注射したところ、性的な受容性が強くなったのだとか。
もちろん例外もありますので、パートナーを想像するよりAVを見たり快感だけに集中した方がイクという女性も存在します。どちらが自分に合っているかで、オナニーのおかずを決めるとよいですね。
そして通常の映画より官能映画を見ているとき、女性の脳の視覚野が大幅に活性化。また、性的興奮が高いほど海馬の働きが高いとわかっています。
※海馬:記憶を司る大脳辺縁系の一部
(PR)