アブノーマルなエッチをしたがる男性心理とは?
アブノーマルなエッチで思い浮かぶのは、俗にいう『SMプレイ』と言われるものでしょうか。
アブノーマルなエッチを受け入れられるかどうかは、かなりの個人差があります。
相手との関係性にもよりますし、当然どの程度かにもかかわってきますよね。
ただ好きな人と、平凡なセックスで幸せな時間を味わいたいだけ…。アブノーマルなエッチをしたくない女性もいるでしょう。
変態じみたエッチなんてしたくないのに、なぜそんな行為をしてくるのか。
いったいなぜ?男性は、どういった心理でアブノーマルなエッチをしたがるのでしょうか。
アブノーマルなエッチをしたがる男性の心理は?
興奮したいから『刺激』を求める
男性が変態性癖を持ち、アブノーマルなエッチをしたがるのは、より興奮したい心理からです。
人はセックスを、楽しむために行なっています。
子どもを授かるためにするセックスと違い、快感のために行う至福の時間。セックスの感覚は、人に多くを与えてくれます。
- 肉体的快楽
- 興奮・スリル
- 爽快感
- 幸福感
どれもこれも、全て『脳』が喜ぶため。
『刺激』は、脳の大好物。『刺激』を得ると、快楽を感じるようになっているのが人間です。
小さな子どもの成長には、脳の発達は絶対不可欠。五感への刺激が、子どもの脳を発達させ、知識や経験豊かな大人へと成長させます。
逆に、お年寄りの認知症は、簡単に言えば脳の働きの低下が原因です。
つまり、『刺激』は人間が生きるために必ず必要なものになっているんですね。
男性がアブノーマルなセックスをしたがる心理は、人間に元々備えられた本能なんです。
嫌がる女性にそそられるから
人の嫌がる行為は、誰もが『してはいけないこと』と認識していますよね。
その『してはいけないこと』は、背徳感を感じる行為です。
禁じられるとしたくなるのは、興奮するからこそ。本能に基づいた働きです。
女性が嫌がる言動は、男性の脳がものすごく喜んでいる状態にさせるんですね。
だから、アブノーマルなエッチをして、女性が恥ずかしがったり嫌がる様子を見たいんです。
- 普段人がしない行為を自分がしている
- 普段人に見せないような顔をさせている
- あられもない格好で喘がせている
男性は、自分が影響を与えている女性のそんな姿に、たまらないほどそそられます。
アブノーマルなエッチは、男性にとって『脳へのご馳走タイム』。
女性の恥ずかしがったり嫌がる非日常な性行為で、お腹いっぱいにして、日常生活へ帰るんです。
そう言えば、昔かかってきたことがあるいたずら電話。
電話の向こうでは「ハァハァ」という男の喘ぎ声。
こちらが「もしもし」と何度も繰り返したり、反応すれば喜びます。全く無言で放っておくと、プッツリと電話を切りますが、反応しているからこそ面白いんですよね。
だから、アブノーマルなエッチをしたがる男性に全くの無反応になれば、男性は面白くなくやめるでしょう。
変態は、相手が反応してこそ発揮できるとも言えますね。
受け入れられている喜びを得るから
実は、アブノーマルなエッチと言っても、そこまでしたくなくてもする場合があります。
簡単に言えば、承認される喜びを得るためです。
- 自分を受け入れてくれる喜びを感じる
- 女性の愛情を深く感じる
- 2人の強い絆が感じられる
フェラチオにしてもクンニにしても、また生でするエッチも同じ。
「こんなアブノーマルなエッチは、嫌かもしれない」と思うことでも、自分を受け入れてくれている感覚を感じ、とっても嬉しくなるんですね。
男性にわがままを聞いてもらえば、愛されている実感を感じるでしょう。
わざと困らせる方だっていますよね。無理だと思いながらもお願いしたことが受け入れられると、相手の気持ちに対し安心感を感じます。
そのようなイメージです。
受け入れてもらえている幸福感を感じるとともに、支配欲も満たされます。
アブノーマルは非日常的だから
セックスが日常的か非日常的と感じるかは、個人差がありますが、アブノーマルは非日常的なもの。
アブノーマルを言葉で表すと、『ab normal』となります。
アブは、『離れた』『離脱』という意味のラテン語であり、ノーマルからかけ離れているという意味。いわゆる『異常』ということですね。
普通ではないアブノーマルなエッチをすると、非日常的な刺激が得られます。
ごく普通の生活をしていると、あまり非日常的な刺激は感じられません。
そのために、人はさまざまな娯楽を楽しみます。
映画鑑賞やスポーツ観戦、レジャーや旅行・ゲーム、ギャンブルなどの賭け事や買い物、タバコに飲酒。
どれもこれも、刺激を得るための行動です。
アブノーマルなセックスは、その昂りを何よりも大きくさせる行為なんですね。
そして、背徳感を感じれば感じるほど、感じる刺激は大きくなり、興奮度が上昇します。
アブノーマルセックスをOKする注意点
アブノーマルなセックスは、ハマればハマるほど、もっと求めてしまう本質を持っています。
非日常的なアブノーマルは、麻薬のような作用があると言えるでしょう。
- 言葉攻めや軽い羞恥プレイ
- 目隠しや手を拘束したセックス
- 噛んだり、スパンキング
- 過剰にムチやロウソクを使ったSM的なエッチ
- もっと傷つけるような激しいプレイ
このように過剰になっていき、止まるところを知らないのが、アブノーマルセックスの怖いところ。
人は、刺激に慢性化してしまいます。
初めはごく軽いアブノーマルなエッチでも、「まだ足りない」「もっとしたい」…となれば、危険かもしれません。
- 相手が苦しそうにしている姿を見て陶酔感を感じる
- キツい痛みを与えても、程度を考えないようになる
アブノーマルなセックスを受ける場合は、男性が過剰にならないよう注意が必要ですね。
攻められたいアブノーマルエッチを求める男の心理
アブノーマルなエッチをする男性といえ、求めるだけがアブノーマルではありませんよね。
攻められるアブノーマルなエッチを求める『攻められたいM気質』の男性もいます。
彼女や妻には言えず、風俗通いで満たしている男性も…。
下手すれば、「カッターで傷つけてくれ」なんて言う男性、そこまでいけばほんと怖いですよね。
そういった攻められたいアブノーマルなエッチを求める男性の心理も、攻めたいアブノーマルと同じ『本能的なもの』と言えます。
非日常的な快感に喜びを感じ、支配されたい欲求を持っていたりするのでしょう。
紗江はどちらかと言えばMタイプなので、Mすぎる男性との性行為は考えられません。
自分が攻められたいと思っているのに、相手を攻めてばかりでは完全に不完全燃焼のエッチとなりそう…。
そういった悩みを持つ女性は、本当に切実な問題になっていそうです。
攻めて攻められて、お互いに満足させ合う努力こそが、2人にとっていいセックスを作り出しますよね。
たとえアブノーマルなエッチであっても、完全にどちらかが攻めるだけの行為に偏ってはいけないんじゃないかなと感じます。
アブノーマルなセックスを求める性癖は治る?
男性が求めるアブノーマルなセックス・性癖は、ほとんどの場合治りません。
おそらく、よほどのことがない限り、一生そのまま。
なぜなら、性癖は性格だからです。
一度作り上げられた性格は、そう簡単には変えられません。
性格形成は、生まれた時から始まっています。そして10歳頃までに完成していると言われています。
アドラーは、死ぬ1~2日前でない以上、性格は変えられると発言していますが、幼い頃から経験によって積み重ねられてきた資質は、染み込んだ取れないシミのようなもの。
性的なものになれば、人にはほとんど見せずにすみます。
セックスする相手以外には、秘密にできるため、改善しなくても支障はでません。
刺激を得るために行うセックスから、興奮度が減少するとわかっていながら、好きなことをやめるなんて、おそらく人間にはできないでしょう。
と、紗江は思っています。
濃い味が好きな人が、「身体に悪いから、調味料を減らしなさい!」と言われて減らすことができたとしても、ほとんど『我慢』ですよね。
100%満たされないまま、味気ない料理を我慢して食べます。
でも、我慢している状態は、無理して抑制しているだけですよね。
自分が興奮しないエッチが退屈になり、他で満たそうと風俗・浮気などに走るかもしれません。
そして、それをやめられるのは、重い病気にかかるかもしれない時やかかった時くらい。
本当に心から愛している彼女との別れを余儀なくされる時なら、アブノーマルな性癖を抑えられるかもしれません。
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