『女性向け』と『男性向け』アダルト動画の違いって何?結局同じ!?AVのベースは男女の心理
女性向けアダルト動画・男性向けAVなどと、分割されるようになっている昨今。女性にとって、女性向けアダルト動画サイトがあるのは、とっても安心しますよね。ですが、女性向けと男性向けいったいどう違うのか考えたことはありますか?
ここでは女性向けアダルト動画はどのようなものなのかなどについて、解説していきたいと思います。
『女性向け』と『男性向け』アダルト動画の違い
女性向けと通常のアダルト動画(男性向け)の違いは、『エロを求める男性』と『官能を求める女性』の違い。
そして、男女それぞれ追い求める理想のセックスの違いでもあります。
- 通常のアダルト動画 ⇒ AVを販売するターゲットは男性であるため、男性の欲求を満たすテーマで作られている
- 女性向けのアダルト動画 ⇒ 女性をターゲットとしているため、女性の欲求を満たすテーマで作られている
『女性向けと男性向けのエロ本の違い』について、ものすごく的確に、1枚の絵だけで表しているのが以下のツイートです。
ずっと前の飲み会で話題になった「女性向けと男性向けのエロ本の違い」がいまだに印象的で面白いので絵にしたためて共有しておきます。 pic.twitter.com/4M3rxP8GOX
— 猫太 (@nekotaro21) August 25, 2017
アダルト動画も、全く同じ。
男性が満足するアダルト動画とは?
男性にウケるアダルト動画は、男性の欲を吐き出す刺激的で興奮する過激なもの。
男性がセックスで望んでいるのは、女性を激しく喘がせること・挿入で射精することです。
つまり、男性の願望・理想を追求しているのが通常のアダルト動画です。
セックスに持ち込むまでの過程も意味もなく、セックスシーンさえあればいいというもの。つまりエンディングだけでいいんですよね。
男性向けの通常のAVは、『過剰な興奮』『刺激』『女性』にフォーカスした動画なんですね。
- 激しい手マンやピストンで思いのまま攻める
- 大きな声をあげて感極まるほど感じさせる
- フェラチオシーンの女性のドアップ
- 荒々しくGスポットを刺激して、潮吹きさせる
- 女性器や挿入している局部のいやらしいシーン
- アクロバティックな体位で高速ピストンをする
- ゴムをつけずに中出しする
- 綺麗な顔に顔射して汚す
普通は考えられない、処女とのセックスで、いきなり「イっちゃう!!」なんてシーンがあったり非現実的なセックスが、男性の気持ちを駆り立てて興奮させます。
女性の痛みなどをわからないまま、自分本位のセックスをする男性が多いのは、アダルト動画をお手本にしているからです。
そのため、実は女性の本音がわからなくても無理ないんですね。
ある意味、男性は間違った教科書で学ばされた被害者とも言えます。
足し算を引き算として学んだとすれば、そう覚えても仕方ありませんよね。学んだセックスが正解だと覚えた上、正しい答えを教えてもらわないままで間違いは正せません。
女性は、男性に『痛くて嫌なセックスのやり方』を伝えないですから。
女性が満足する女性向けアダルト動画とは?
一方、女性向けアダルト動画は、女性の心を満たすようなムードのある甘いシュチュエーションのものが中心。
- 熱い抱擁や甘いキスシーン
- 唇で愛おしむような乳首舐めやクンニリングス
- 絡みつくようなねっとりとした全身への愛撫
- 大切に愛を伝えるような情熱的なムード
そして、女性ならではのストーリー性です。
自分がして欲しいと望んでいる憧れのようなストーリーで、出演セクシー女優を自分に置き換えて満たされるんですね。
女性が恋愛映画やドラマに感動するのは、感情移入するからですよね。
シンデレラや白雪姫になりたいのが女性。
- 彼氏がいるのに、イケメンの男性に誘われて…
- 平凡な日常生活の中、深く愛され求められている女性
- 彼氏との喧嘩の後の甘いセックスでの仲直り
- ルックス最高のモテエロメンである上司に職場で犯されて…嫌がりながらもメロメロに
- 実は想いをはせていた友達だったはずの幼馴染に成り行きで愛されて…
- マッサージをされながら、気持ちよくなって許してしまうカラダ
セックスにたどり着くまでの過程で、どういった物語があるのか…。気持ちを高める描写が必要なのが女性です。
自分がして欲しい愛撫やセックスのやり方、自分がヒロインになった時して欲しいと思うような憧れのストーリー性あるアダルト動画。
そして『見ていて、気持ち良さそうな清潔感のある動画』が、女性向けアダルト動画なんですね。
ちなみに、日活ロマンポルノ(成人映画)の製作開始45周年記念として、2016年より始まった『ロマンポルノリブートプロジェクト』で、新作が作られたり過去の映画がDVD化されたり注目を集めています。
女性にも人気があるようですが、ストーリー性がある成人映画だからででしょうか。
女性向け・男性向けアダルト動画が結局同じという理由
女性がアダルト動画を見るのは興奮したいから
女性が理想のセックスを求めるのも、男性が女性の激しい喘ぎに興奮する『刺激』と同じです。
女性向けの無料アダルト動画LOVELY LABOの1週間の人気ランキングの2位にランクインしていた動画のタイトル。
乱交パーティで…いろんな相手に… このタイトルからは、女性が望む甘くロマンティックな物語は想像もつきません。
マチ子のわたしが見たいアダルト動画のランキングでも同じ。
Fカップ美女の誘惑に耐えて生ハメGETできるのか?! ポロリしたおっぱいにビンコ勃ちしてたら、肉食女子に誘われ夢のような野外3P…
女性向けとは言えないタイトル。それが人気ランキングになっているんですね。
結局のところ、さほど男性と代わりないんですよね。女性向けでも男性向けでも、自分が好きな刺激かどうかに関わっていると言えるでしょう。
女性が好む刺激は千差万別
女性向けのストーリー性のあるドラマ仕立てのアダルト動画を、ゆっくり楽しみたい方も多いでしょう。
しかし、『犯されてみたい』と考えスリルを求めている女性も存在します。
紗江の元にはそう考えて悩んでいる女性からのメッセージがたくさん送られてきます。
本当に犯されたいわけではない女性もいますが、「イケメンに荒々しくされたい♡」という感じでしょう。
紗江は女性向けアダルト動画といえども、むやみに舌をベロベロと過剰に動かしてのキスシーンはあまり好きではなく、一気に気持ちが萎えてしまいます。
汚らしさで興奮どころではなく、感じるのは嫌悪感。
たとえ女性向けアダルト動画でも、気持ち悪いと感じるものもあり、通常のアダルト動画でもものすごくいいなと思うものもあります。
『女性向けアダルト動画』といわれるものが、本当に女性向けであるとは言い切れないんですね。
- 3pや複数プレイが好きな女性
- 犯されたりSMプレイが好きな女性
- フェラチオシーンが好きな女性
- 荒々しいセックスが好きな女性
そもそも、何をもって女性向けと言うのか、女性の性癖はひとくくりにはできませんよね。さまざまな性癖・フェチがあります。
簡易的オナニーをしたい女性もいる
忙しい毎日、じっくりと動画を楽しむ時間が取れない女性もいます。
簡易的にイクためだけのオナニーの際には、自分が気に入っているセックスシーンだけを繰り返し見ている女性もいますよね。
オーガズムを感じるためだけに、ささっとローターや電マで1人エッチをする女性。
そんな女性に、ストーリー性など必要でしょうか。「興奮材料さえあればいい」という女性だっているんですね。
以下は、エロメン有馬芳彦・月野帯人・鈴木一徹が出演している女性向けアダルト動画『Nostalgia Triangular 江波りゅう』に書かれている口コミです。いいレビューもありますが、中にはこういった意見も。
ともかくツマラナイ。6000kbps動画、6000kbpsのくせに画質がヘタレで、暗いシーンが多く、これも×。
「遠まわりの恋」同様、サッサと早送りして、チョン。
このように、よい口コミもある中、悪い口コミもあります。つまらなければ早送りするのは当然ですね。
女性向けアダルト動画でも良し悪しがある
以下も女性向けアダルト動画、シルクラボの『SILK-ファインダーの向こうに君がいた-』に書かれているレビューです。
SILK LABOなので見てみたら、ガッカリです。ストーリーはいつもよりよくないし…いつもの優しい一徹君じゃなく、ガツガツで…これなら女性向けではなく、普通のAVと変わらない。
何より、SEXのシーンが気に入らないです。ゴム着けてなさそうだし…そのせいかいつもの優しい一徹君が…ガツガツだった。もう少しSILK LABOの一徹君のイメージを大事にしてほしかった。残念です
こちらも同様、もちろん、よい口コミもあります。
でも、完全な女性向けアダルト動画でも、良し悪しがあり、このように感じる方がいて当然です。
「いつもの優しい一徹くんがガツガツ」…いわば夢物語。アイドルを見る目と同じなんですね。
結局、男性が求めているのは、理想の女性とのセックス。女性が求めているのは、女にとって都合のよい嘘で固められた理想の男性像なんですよね。
女性向けではなくとも、理想のセックスシーンの動画は見つかるでしょう。
自分自身が好む人物が出演しているかどうか
女性向け・男性向け動画どちらもさほど変わらないという理由に、出演人物の好みも関わっています。
基本的に、見ていて気持ちよくなるアダルト動画は、自分自身が好きだと言える顔やルックスのセクシー男優・女優が出ているものです。
通常のAVはブサメンが多いかもしれませんが、加藤鷹やしみけん・沢井亮・志戸哲也など…イケメンだって存在しますよね。
女性向けとして作られていたとしても、気に入らない男優女優が出ているアダルト動画は、見ていてあまり気持ちよいとは言えないでしょう。
それどころか不快感を感じるかもしれません。
以下は、FANZA動画の女性が選ぶセクシー女優ランキング。カッコ内は男性のランキングです。
- 1位:明日花キララ(明日花キララ)
- 2位:紗倉まな(三上悠亜)
- 3位:三上悠亜(紗倉まな)
- 4位:高橋しょう子(高橋しょう子)
- 5位:葵つかさ(鈴村あいり)
- 6位:ANRI(椎名そら)
- 7位:椎名そら(君島みお)
- 8位:白石茉莉奈(白石茉莉奈)
- 9位:吉川あいみ(JULIA)
- 10位:上原亜衣(吉沢明歩)
- 11位:JULIA(伊東ちなみ)
- 12位:吉沢明歩(橋下ありな)
- 13位:松下紗栄子(天使もえ)
- 14位:天使もえ(佐々木あき)
- 15位:君島みお(吉川あいみ)
ランキング上位にきている女優は、男女ともかなり重複しているのがわかりますよね。
好みが色々とあるとはいえ、一般的に魅力的な女性は、男性から見ても女性から見ても、惹かれるものがあるんですね。
もし仮に、女性向けアダルト動画に、今のエロメンと言われる男優ではなく、太っていたりイケていない男優や、自分よりもデブでブスの女性が出ているとすれば、普通の男性向けAVの方を選ぶでしょう。
要は、アイドル並みのイケメンと、見ていて自分を置き換えられる綺麗な女優が出ていれば、男性向けでもいいと考えるかもしれません。
女性向け無料アダルトサイトへの注意
アダルトビデオは、通常男性が見るものとして販売されていました。
ソープランド・ピンサロやデリヘル・ホテヘルなどの性風俗産業と同じですね。
悪い言い方で言えば、『女性がアダルト動画を見るなんてもってのほか』のような考え方を、幼い頃から強いられてきた女性。
よい方面で考えれば、恥じらいや慎ましさ・控えめな奥ゆかしさを持つ女らしい女性になるための、基本的な教育と言っていいかもしれません。
男性のように、当たり前に性欲に対しガツガツする女になれば、とんでもない世の中になってしまいますよね。
でも、女性用風俗が増加している現代、女性の社会進出とともに、世の中はどんどん変わっているんですね。
女性向けアダルト動画も、女性用風俗も『イケメン揃い』というのは確実。
人は見た目が100%と言いますが、男も女も所詮違いはありません。
ただ女性向けアダルト動画サイトだとしても、むやみに海外サイトの動画が埋め込んである無料動画サイトを利用すると、リスクも生じますのでよほどの注意が必要です。
できるだけきちんとした運営者のサイトを利用し、よく注意しながら見なければいけませんね。
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2021年も興味深い記事をありがとうございました。
AVの話題ということで、2021年の最後の書き込みさせていただきます。
さて、女性がAVを楽しむようになるなんて20世紀には考えられませんでした(ビアンの女性はどうだっかたわかりませんが)。
しかも、秋葉原のAV女優のイベントに女性ファンが来るようになったそうで。
ネット配信で鑑賞できるようになったり、DVDをネット通販で購入できるようになり、ネット普及の賜物かな?
そして女性にとって嬉しいと思われるのが、モザイクが薄くなったので男優さんのペニスを楽しめるようになったことかも。
大きさとか形とか、白濁の愛の証を噴き上げる瞬間とか、30年位前には見ることができなかったと思います。
このような流れはヘアヌードが当然になったから、ということで樋口可南子さんの功績?
それにしてもAV男優さんのペニスは私の倍くらいありそうで、私のぺニスは経験豊富な紗江さまなんかにとてもお見せできないです(苦笑)。
AVの嗜好の男女差についてはなんとなくわかりますが、ドMの私にとっては女性が徹底的に男を責める、男をイカせる内容でないとダメだったりします(また苦笑)。
ところで最近、AVの人権云々と言われたりすることがありますが、これだけ次々とAV女優(セクシー女優)がデビューするし、作品中での彼女ら、やはりペニスを目の前にすると良い表情になりますもん。
AV女優(セクシー女優)に憧れる女の子がいるんでしょうね。