【賢者タイムが訪れる男の謎を解明】シンプル思考は単細胞?
セックス後、あまりかまってくれなくなる男性の態度。
女性にとっては、あれだけ熱く愛し合ったばかりなのに、いったいなぜそんなに冷たく豹変するの?と問いたくなります。
射精とともに、甘いムードはきっぱり終了。いきなり始まる世間話。男には、愛の言葉を囁いて、抱いて抱かれた余韻を感じ幸せに浸るという感情がないのでしょうか。
シンプルな思考の男・デコラティブな思考の女
誰もがよくご存知だと思いますが、基本的に【男は単細胞】・【女は多細胞】な精神です。
男性はセックスをし射精をすると、性欲がリセットされ全く別の思考になります。しかし女はたとえセックスでオーガズムを感じても、まだまだその余韻を楽しみたい。何度でもイケるのですから、当然といえば当然です。
そして、他の事を考えながらも幸せに浸れます。つまり、きっぱりと切り替えるのが男。女ははっきりした切り替えの線がなく、ぼやけながら物事を切り替える思考回路だと言えます。
- 男は潔いから、セックスすれば賢者タイムがあっさりと起きる
- 女は未練がましいから、いつまでも引きずりたがる
お腹がいっぱいでも『ケーキが別腹』というのは、女特有の現象です。シンプルな思考の男とデコラティブ(複雑)な思考の女では、食い違いが出ても仕方ありません。
またケンカをしても、女はその時点で起きたケンカで言い合うのではなく、以前の事まで持ち出します。おそらく多くの女性に自覚があるでしょう。
「あの時もこうだったよね!」「あれも似たようなもの。なんで同じことをするの?」なんて、過去腹立たしかった内容まで記憶の奥から引っ張り出します。脳の中の引き出しを、くまなく開け散乱した状態です。
そして怒り爆発でパニックになってしまうと、最後にはごちゃごちゃ。自分が何を言っているのかさえわからなくなる場合もありますね。
良く言えば、女は多くの事柄をリンクさせる力が備わっているのです。女にとって男が謎なら、男にとって女も謎。分かり合えない人種と考えてもよいでしょう。
ごくシンプルに考えてみましょう。すると、賢者タイムがどういったものなのか見えてくるでしょう。
賢者タイムの謎を解明
男性の賢者タイムの感覚が理解できない、その謎を解明してみましょう。以下の例を、何となくのニュアンスで考えてください。
(100万が、二人の肉体的快楽)
スピードをあげて走る車を追いかけ、15分間全力疾走。なんとか100万円GETできました。もう膝が笑うほど疲れて何もできない。喉もカラカラ。もうダメ…。
(全力疾走して最高に疲れているあなたが、男性の身体の状態)
そういった状況でパートナーが、すごいテンションで大喜びし、100万円を獲得した喜びを語り合いたいとばかりに何やかんやと言ってきます。相手は走っていないので、疲れていません。少し気合いが入り大声で声援を送っていたくらいです。
(100万円を手にできたパートナーの喜びが、女性の『愛情へ対するテンション』。)
(喜びを分かち合いたいがためコミュニケーションをはかろうとするパートナーが、女性の精神的欲求)
全力疾走です。疲れすぎ。「ちょっと待って。めちゃめちゃ走ったのだから。お願い。休ませて。こんな時に話さなくてもいいじゃん。」と感じるとは思いませんか。
(最高に疲れている時なのに、うるさくはじゃいでくるパートナーにゲンナリするのが、男性の精神状態=『賢者タイム』)
そしてとりあえず、100万円も手にし充分に満たされています。でも100万がなくなり、再度その欲が出たら全力疾走できます。
(再度100万円が欲しいと湧き上がる欲=セックスして射精したい欲)
管理人紗江は男ではありませんが、おそらくこのような状況でしょう。
100万円を手にしたのは本当に嬉しいし、パートナーと分かち合いたいけれど、今は無理。ちょっと待って。自分は走っていないから元気だろうけど、こっちの身にもなってよね。
自分のテンションを押し付けてこないでくれない?と、こういう状態が起きていると思われます。
『賢者タイムの男の謎』という大げさなものではありません。喜ぶのは後。今はただ疲れた。ごくごくシンプルだと思いませんか。
そもそもこういう状態で、女性が率先して動くというようなケースの方が少ないでしょう。女は男性に頼って任せてしまう傾向にあります。
ですから、セックスでもたまには責める女になってもよいと思うのです。
わがままな女の謎
愛する男性と行為におよび、幸せを感じるのはごく普通の感情です。
ですが同じ気持ちを相手に求めるのは、ただの自己満足。女性のわがままと言えます。
賢者タイムで冷たくされて不服に感じるのは、ただ自分の事だけしか考えていない状況です。
悩み事があったり何だか気がのらないという状態で、友人がテンションマックスの状態で話しかけてきても、『空気の読めないヤツ…』と思うでしょう。
おそらく男性からすれば、そのような状態にうつっている可能性も考えられます。『なんで女は、セックスが終わってまでベタベタしてくる?』と謎に感じているかもしれませんね。
ある程度女性を理解しようとはしていても、完全には理解できません。同性同士でも個人差があるので、100%理解はできませんから当然ですね。
たとえずっと責めてもらっていても、女性も大変疲れますね。疲れていてもお互いの愛情を確かめ合いたい。紗江も常にそう感じます。
男性からすれば、女の謎です。なら別に今でなくっても…。と思っているでしょう。
そもそもセックスで快感を得たのに、それ以上に刺激を求めている女の複雑な思考の方が謎です。
解き明かせない・わかり合えない男女の謎
そして自分の中で愛情を感じているのは、自分自身の問題ですね。『パートナーが愛してくれているから、好き。』これは本当の愛情とは言えません。
賢者タイムに愛情を分かち合ってくれるのが愛情表現。これは自分だけの価値観です。そういった気持ちを押しつけてしまってばかりでは、パートナーは負担に思い気持ちが離れてしまいかねません。
賢者タイムに発した思わぬ言葉が、溝をあけてしまう可能性もあります。『本命でも性対象から一時的に外れてしまう』という例もあるそうです。
男性が賢者タイムのとき、自分の欲は少し抑え気味にする努力も必要ですね。慣れてしまえば、一番手軽に自分が楽になる方法です。
謎を理解しようとするのも、相手を変えようとしても、ほぼ無理な話です。男は単細胞なので、すぐに忘れてしまいます。賢者タイムに不服を申し立て、2,3回変わってくれたと思ってもまた元に戻ります。付き合いも重ねるので余計に…です。
人に変わってもらおうとばかりしても、心は伝わりません。
賢者タイムには、しばらくそっとしておいてあげましょう。自分を抑える努力をするのが、間違いなく女性が一番楽になれる方法です。
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