『えっ?Sじゃないの?』大人のおもちゃ攻めが好きな男がドMってほんと?
主導権を握るように攻めてくる男性。また自分がして欲しいことを要求する女性。基本的に、サドよりの気質だと言えます。
しかしSMの世界は奥が深く、単純にサドとマゾに分類されるとは限りません。
そして、セックスのプレイの中でおもちゃ攻めも含め・攻めが好きな人が全てがSだというわけではありません。
もしかすると、ただのドMなのかも…。
SとMってどうやって決まる?
人にはざまざまな性格があります。
Sと言えば『攻める』側と言えども、決して全ての部分で攻める側の人間とは言い切れません。
- 普段は穏やかで控えめなのに、セックスになると攻めにまわる男
- 逞しい肉食系の思考や行動力を持っているのに、セックスでは攻めてほしいという男
女性でも同じです。
そして、SもMも相手が変われば関係性によって違ってきます。よほどのキツい方以外は『ノーマル』の方が多いでしょう。
実はSとMは実は紙一重で、攻める側がMになり、受ける側がSになっている場合もあります。詳しくは、こちらでご覧ください。
自分が、SだMだと判断していても、真逆である可能性があるのですね。
そしておもちゃ攻めする男が、実はドMである可能性もあるのです。
大人のおもちゃ攻めが好きな【M】の男
SMの世界は、SとMがいてこそ成り立つ…わけではありません。
同じM同士でも、(上述したページでご説明しています。)【真性のM】と【奉仕型のM】ならうまくいきます。やっている事自体は、SMの関係性になるでしょう。
攻めと受けをはっきりと分類したとすると、両者ともMなので以下のようになります。
- おもちゃ攻めする【奉仕型のM】
- おもちゃ攻めされて喜ぶ【真性のM】
極端にM気質の方は命令されてこその意味のあるプレイとなるでしょうが、若干M気質よりの方は優しくお願いされるだけで満足でしょう。
おもちゃ攻めでご奉仕し、相手に快楽を与えているだけで十分満たされます。そして【真性のM】は、乱暴なやり方でなくても攻められたい欲求が満たされます。
ちなみに【犯されたい】と考えている女性の多くが、このパターンだと言えます。
性的な想像で興奮するからこそ【犯されたい】と感じてしまうだけであって、本当に犯されたいわけではないでしょう。
このように相手を気持ちよくさせたい【おもちゃ攻めが好きなMの男性】かなり多くの割合でいると考えられます。
大人のおもちゃ攻めが好きな【ドM】の男
そして今から言う、おもちゃ攻めが好きな【ドM】の男は、多くの場合『自分でドSだと公言している男』によく見られる傾向です。
女性が痛みを感じているのも気づかずに、女性を攻めて満足している男。はっきり言えば【ドM】の男です。
本来Sは、Mを支配し快楽を与える存在です。快楽を与えられない場合は、Sとは言いません。
ですからおもちゃが好きで自分本意な攻め方をしている男が、【おもちゃ攻めが好きなドM】の男となります。
どうでしょうか。おもちゃ攻めが好きなドMの男性で溢れかえっている現実。しかし男性は、自分で攻め好きだと思っています。
言い方は悪くなりますが、そんなドM相手にMになれと言われても…無理な話ですね。
SMとは言っても、SMのムードを盛り上げる、鞭の音だったり激しい女性の喘ぎ声など、大きなリアクションを好む方が多いでしょう。
真っ赤や真紫の濃い色付きのローソクが、白い肌を彩る毒々しく派手なシュチュエーションに酔いしれてこそのSM。
多くのSMグッズでは、ローソクは熱さはあまり感じず、鞭は大きな音が鳴るだけで痛みはさほど感じないようにできています。
本当に熱さや痛みを感じさせたいなら、ローソクに色がついていない白でも構わないですね。むちではなく、布団叩きの方が痛みを感じます。いわば、巷で溢れているSMは、ただのSMもどきなのですね。
また本当のMは、自分が痛みを感じたい=自分を虐めたいSでもあります。真のSMプレイをする方たちから見れば、まるでおままごとでしょう。
延々と単調に腰を振り続けている男性は、まな板のマグロではなく【水揚げされたばかりのドマグロ】です。または泳ぐしか脳がないとでも言えます。
それと同様で、相手を攻めているにもかかわらず【ドM】となっている男性。多くの場合、女性は演技をしています。思い当たる方は、考え直す必要がありそうですね。
大人のおもちゃはむやみやたらに、激しく動かせばよいのではありません。
ローターや電マはそっと当てるだけで振動しています。クリトリスの皮を剥いてのおもちゃで攻めても、痛みを感じる女性も多く存在します。
バイブを極端に激しく動かしても、感じない場合も多いでしょう。自己満足は、ただのドMです。
そしておもちゃ攻めだけでなく、セックスで感じていないのに感じているフリをしてしまう女性。男性を思い上がらせ、ドM度を助長させてしまいます。
男性を『隠れドMの自称S』ではなく『S』にするかどうかは、女性にかかっていると言えそうですね。『隠れドMの自称S』は、見た目だけが美しく見える隠れ肥満と同じです。
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