目次
セックスの48手【2】四十八手:其の1.逢夜盃(あふよのさかづき)
戀といふものは たヾひと道かと思へば 七つ迄(まで)に分られたり 仲にも逢戀をよしとす。是戯(たわふれ)のもといとぞ
(恋というものは、ただひとつかと思えば七種類ある。その中でも出逢う恋がすばらしい。これこそが恋の基本なのだと言われている。)
こちらは、セックスの体位を現していない非交合図です。
平安時代は、相手の顔も見ずに歌を書いた手紙を交わすことが恋の始まり。
しかし江戸時代は、こうして相手と対面することから恋が始まります。酒を酌み交わしながら膝を立て、くつろいだ雰囲気で会話が弾んでいる様子ですね。
絵では盃を口にしているのは女性ですが、次は同じ盃で男性が飲むのでしょうか。間接キスかもしれませんね。
ロマンティックな出会いを求める女性も多いでしょう。白馬に乗った王子様が、自分を見初めてくれる夢のようなシンデレラストーリー。
ムードある雰囲気の元、セックスへ誘うためデートに誘い美味しいものを食べながらお酒を飲む。男性は、常に必死で選ばれようとしています。
この段階で心をキャッチできないと、男性はセックスにはありつけません。
セックスの前段階のそんな雰囲気をじっくりと楽しむのも、また恋の味わいのうちです。
セックスの体位48手【2】恋のむつごと四十八手TOPにもどる
セックスの体位48手【1】を見る
コメント