【冷たい男に惹かれる女】自分の心理を知って辛い恋とお別れしよう!
女性の大半は『優しい男』を好みます。
どんなタイプが好き?「優しい男」模範解答のように、こういった返事が返ってくるケースが多いでしょう。そして「男らしい」「誠実」「自分を貫く」などなど、個人差がありますが、女々しい男を好む女性はさほど多くはありませんね。
しかし、なぜか冷たい男に惹かれてしまう女性が多い現実。なぜ、女は冷たい男に惹かれてしまうのでしょうか。
冷たい男に惹かれる女の心理
自分にないものに惹かれる本能
人は、自分の持っていないものを強く求める性質を持っています。男が女性の身体に惹かれるのは、自分にはない柔らかさやしなやかさであり、女が男性の身体を求めるのは、自分にはない逞しさを持っているからです。
冷たい男に惹かれる女性は、どちらかと言えば、他人に対して冷たくできない女性が多いと言えるでしょう。なぜなら、自分にはないものだからです。
投影の心理でそれを激しく拒否しますが、もし過去に人に冷たくしてしまった経験があったとしても、それを人は認められません。
そして投影の心理の『うらやましい』と感じているパターン。
「私は異性と一切遊ばないのに、なぜあなたは女の子と遊ぶの?不公平じゃない。」実は、自分もしたいけど我慢している。でも自分にそんな気持ちがあるとは認めたくないがゆえ、隠すためにパートナーを否定します。それが嫌悪感となり、許せない感情が芽生えるのです。
大嫌いな人に対しても、辛いことがあって落ち込んでいても、いつもと変わらず笑顔で接し、無理している自分がいる。大変、負担に感じられます。
許せないけどできない。男女関わらず、自分とは正反対の人・常に素の自分でいられる人に対し、憧れさえ感じます。
決して自分がそうなりたいわけではありませんが、機嫌の悪い時にまで無理に笑顔を見せる人はどちらかと言えば好みません。まるで自分を見ているような気がするからです。
性格だけに関わらず、背の低い人は背の高さに憧れ、痩せすぎな人は少し肉付きのよいスタイルに憧れる。隣の芝生は青い事と同様ですね。
手に入らないものに惹かれる本能
そして冷たくされると、手に入らないという判断になるでしょう。優しい態度こそが自分を受け入れてくれている判断材料になりますね。
手に入らないものに惹かれるのも、本能的に組み込まれたものです。常にクリアできる簡単なゲームをしていても、面白くありません。そして手に入れるのが難しければ難しいほど、感情は昂ります。
オークションがわかりやすい例です。欲するものを他人にとられたくない闘争心を掻き立てられるので、必死になり価格を引き上げますね。
多くの方が経験しているでしょう。とりあえずウォッチリストに入れたものの、入札件数が入っていないと何だか『価値がないのかもしれない。』と思ってしまいます。でも入札件数が多いと、多くの人が欲しがっているため『価値あるもの』と判断してしまうのです。
手に入らない相手に冷たくされれば、惹かれてしまう…それは人が持っている【興奮】を掻き立てられるからです。
ライバルがいるほど、惹かれ欲しくなる。すんなり手に入ってしまうものは、その分価値が下がってしまうのです。
不倫もそのうちの一つです。相手が手に入らないと思えば思うほど、渇望する。手に入ると、案外一気に目が覚めるケースも多くあります。
冷たい男に惹かれ振り回される女
冷たい男に惹かれ、常に振り回されてツライ思いをしている女性も多いかと思います。
恋の駆け引きで『押して引く』、優しくしてばかりではなく冷たくするなんてテクニックもあるほど。そんなトリックに一度ハマってしまうと、なかなか抜けられないのが人間です。
- 本当は優しい男が理想なのに、冷たい男に惹かれ嫌いになれない
- 冷たくされればされるほど、好きになって毎日苦しい
こんな風に、自分ではどうしようもない苦しい恋をしている女性。
実は冷たい男に惹かれ振り回されて、報われない恋・苦しい恋をしているのは、多くの場合自分自身が望んでいることなのです。
極端な例をあげれば、悲劇のヒロインに酔いしれている状態。その気持ちは、自分では全くの無意識です。冷たい男に対しもどかしさやツラさを感じているのは、間違いありません。
しかし実は脳は【冷たい男に振り回されているか弱い自分】に、刺激を感じ意思に反して喜んでいます。
女性が切ないラブロマンスを好むのは、そのためです。悲しいけれど、興奮している。その昂ぶる感情に喜びを感じているのです。
冷たい男に惹かれる自分の心理と、冷静に向き合い理解すれば、ほんの少しでも気持ちが楽になります。
『冷たい態度を取られ、手に入らないと思っているからこそ、自分の意識していない部分で快楽を感じているんだな。』と、その男性に惹かれている意味を受け入れると、その恋愛も普通に受け入れられる瞬間がくるでしょう。
でもまた冷たい態度を取られて、モヤモヤ沸々した感情が出てくる。繰り返すたびに、1ミリずつ成長します。
恋愛の醍醐味は切なさです。
以前紹介したかもしれませんが、紗江の友人がこう言っていました。
「女を切ない気持ちにさせるのが、楽しいから女遊びをする。冷たくして、ツラい想いをさせなきゃ遊びの意味がない。」
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