女性用風俗の極上の悦びに堕ちていく人妻|夫の浮気とイケないオナニーが後押しする快楽2
「春岡小麻知さんですね。初めまして、日向と言います」
待ち合わせ場所に現れ、そう名乗ったのは、浮き世に馴染む小綺麗な中年の男だった。
「それで、小麻知さんはどんなサービスをご要望でしょうか?」
店推薦のラブホテルのソファに座り、笑みを浮かべて尋ねるのは、小麻知が指名したセラピストの日向。
「どんなサービス…」
風俗初体験で緊張してるせいか、小麻知は上手く唇が動かせず、質問に明確な応答ができなかった。
しかし、そんな女性客は多く見てきたのだろう、日向は苛立ちを覚える事もなく、表情を崩さないまま、小麻知に提案した。
「まずはシャワー浴びて。要望は、それから聞こうかな」
「…はい、」
魅惑のマッサージ
(…何も浮かばない)
時間を与えられたが、要望が浮かばない事に罪悪感を抱きながら、小麻知はバスローブを羽織り、バスルームを後にした。
「お帰りなさい」
柔和な声調で彼女を迎えた日向は、既にトランクス以外、何も身に纏っていなかった。
小麻知の目に晒された半身は、余分な脂肪の代わりに、過不足なく筋肉が乗っていた。
(…すごいわ)
男らしく鍛えられた体を、久方ぶりに目の当たりにした瞬間、彼女の緊張は高揚に変化した。
「じゃあ、その格好のまま、ベッドに俯せになって」
中年とは思えない、整った体型に見惚れていると、日向の言葉が小麻知を現実の世界に引き戻した。
「…はいっ、」
それでも、まるで催眠術にでもかかったように、彼女の体は低音の言葉に従い、ベッドへと沈んだ。
「それじゃあ、マッサージしていくね」
語尾と同時に、日向の両掌が小麻知の足に触れた。
マッサージに相応しい力を孕み、アロマオイルを纏った手が足裏に始まり、足首、脹ら脛、太股とバスローブを捲って滑らかに滑り、温かく柔らかな素肌を揉み解す。
マッサージで血行が良好になった事に加え、オイルが放つ濃厚で甘ったるい香りが、小麻知に微睡みを与えた。
しかし、それは通常のマッサージ店で得られる物とは違い、エロティックな雰囲気を帯びていた。
焦れったい指先
(何だろう、すごく、)
「気持ち悦いでしょ?」
まるで気持ちを悟ったように、小麻知が心中で呟こうとした言葉を、日向が先回りして口にした。
「血行が良くなってるからだよ。それに、このバニラの香りは、」
そこで言葉が止まると、小麻知の耳元に日向の唇が寄せられた。
「媚薬の効果もあるんだよ」
男らしい低音の声で、吐息混じりにそう囁かれ、彼女の全身にゾクリとした何かが瞬時に駆け巡った。
「その姿勢のまま、バスローブを腰まで下ろしてもらって良い? 上半身も揉みたいからさ」
臀部に触れるか否かの部分で手を止めると、日向は声調を変えないまま言ってきた。
「はっ、はいっ、」
媚薬という響きにうっとりしたまま、小麻知は何の躊躇いもなく、隠していた肌を晒した。
最後に肌を見せた男性は夫の彬で、もう5年以上は前だったが、小麻知の中に羞恥という感情は存在しなかった。
寧ろ、性的欲求を駆り立てるという、バニラの香りも手伝ってか、女としての悦びで満ち溢れていた。
「じゃあ、解していくね」
しかし、日向の手は、ハリのある白桃のような形の尻には触れず、腰の辺りに置かれた。
そして、下半身と同様に、ゆっくりと丁寧に揉み解していく。
(…触って欲しかったな、お尻)
期待を裏切るような行動に、小麻知の昂りが緩やかに降下していく。
「小麻知さん。改めて、どんなサービスをお望みですか?」
一抹の寂しさを覚えていると、日向は再び最初の問いを彼女に投げ掛けた。
「…だったら、一緒に居る間だけでいいから、私と恋人になって欲しいな」
シャワーとマッサージで体が温まり、緊張が完全に解れ、彼に心を開いてきたのか、或いは不意に生まれた寂しさを埋めたいが為か、2回目の問いにはすんなりと応えた。
「やっと応えてくれた…わかりました」
小麻知が、自身の思い描いた通りの動きをしたからか、日向は唇で弧を描きながらそう言った。
「じゃあ、これからは小麻知って呼ぶね」
「…うん」
“小麻知”
日向の低くて掠れた声で発せられる名前は、夫から発せられた時と違い、小麻知に初恋のようなトキメキを与えた。
約束を交わした後は、沈黙が2人を包む。
しかし、彼らの空間に流れるそれは、気不味い物ではなく、親しい間柄で流れる落ち着く類いの物だった。
小麻知の首の付け根に置かれていた手が、更に上に滑り、今度は首筋に触れる。
今は、セラピストとしてでなく、恋人として日向に触られている。
そう思った途端、小麻知は男らしい掌が触れている部分や、女芯がムズムズと何とも言えなく疼くのを感じ始めていた。
彼女は大きな枕に顔を埋め、漏れそうになる乱れた吐息を圧し殺した。
「小麻知、」
自家製とはまた体温に、疼きを覚えながらも羞恥を感じていると、日向が彼女の名前を口にした。
「…何っ?」
「お尻も触らせて?」
(さっきは触らなかったのに…)
そんな、拗ねた気持ちを悟ったように、甘い熱を帯びた声で言われれば、小麻知の答えは決まっていた。
「…たくさん触って」
満たされていく欲求
許可の言葉を貰うと、間髪入れずに両臀部の肉に触れ、掌全体で弱く鷲掴んだ。
その肉は柔らかく、僅かながらも力の入った指先を、優しく受け入れる。
「…ッ」
触れられている臀部から女陰、そして全身がジンジンと痺れるような熱を持つ。
(恥ずかしいけど…気持ち悦い)
深く入り乱れた羞恥と悦びが、小麻知の性的な欲求を久方ぶりに駆り立てた。
顔を覗かせ始めた本能と向き合っていると、日向の手の動きが急に変化した。
肉を掴んで解す動きに、そのまま円を描くように動かしたり、強く鷲掴んで割れ目を拡げ、尻肉の奥に隠れた肛口を暴くような動きも加わった。
その様子はまるで、肉の弾力やハリと言った感触を、単純に楽しんでいるようにも見えた。
日向も欲求に忠実になっているのだろうか?
「お尻触られるの気持ち悦い? 熱くなってきた」
自分と同じ欲を持っていて欲しいと、心中で密かに望んでいると、日向がそんな問いを投げ掛けた。
「…気持ち悦い」
「見付けた、小麻知の性感帯」
「性感帯だなんて、」
(私って、お尻も感じるんだ…)
未知の性感を他人事のように、しみじみ自覚していると、彼は更なる願いを口にした。
「小麻知、今度は仰向けになって」
「う、うん、」
言われるがまま、小麻知はバスローブを羽織り直すと、半身に力を入れ、ゆっくりと天井へ向けた。
「もう脱いでもらおうかな、バスローブ」
「…」
恋人気分を味わいたいと、思える程に打ち解けたと言え、日向とは初対面で、まだ顔を合わせて数時間も経ってない。
そんな相手に肌を晒すのに、躊躇いはあるが、脱がないという選択肢は小麻知の中にはなかった。
躊躇や羞恥、待ち受ける悦楽欲しさなど、様々な葛藤を抱きながら、ぎこちなく指先を動かしてバスローブを脱ぎ捨てた。
滑らかな球体を維持する膨らみ、括れたウエストライン。そして、立てられた脚の間からチラリと覗く、中心部を覆う黒く薄い繁み。
20代の若い女性にはない、色香が濃く漂う肢体を前に、日向の心臓がドクンと高鳴った。
彼の下半身の欲塊が、トランクスを緩く押し上げる。日向が抱き始めた肉欲を、小麻知は見逃さなかった。
「嬉しいな、私の体見て欲情してくれて」
「欲情するに決まってるよ。だって、小麻知の体も肌も、すごく綺麗なんだから」
素直な気持ちを口にすると、日向は目の前の華奢な半身をゆっくり寝かし、その上にそっと股がると、臍周りを起点に、マッサージを再開した。
(綺麗…言われたの久しぶり)
アスリートのような男らしい体、恥も外聞も超越する素直な感情表現、淫靡さを帯びる節ぐれ立つ指や大きな掌。
顔面とは正反対に、浮世離れした体躯や言動に、小麻知は日向の虜になっていた。
臍周りを這っていた手が、腰周り、腹部と徐々に上っていく。
「っ…はぁっ…んっ、」
皮膚が薄いからか、大きな掌がオイルを広げながら肌を滑る間、心地良い擽ったさやむず痒さに、小麻知は身動ぎや熱く乱れた呼吸をせずにはいられなかった。
「マッサージしてるだけなのに、こんな乱れて…淫らな小麻知」
日向の指先が再び腰に戻り、括れた部分を撫で上げる。
「あぁんっ…恥ずかしいこと、言わないでっ、」
「でも、色っぽくて、すごく素敵」
その言葉は小麻知の体温を急激に上昇させ、頬の桜色が、更に濃い紅色に染まる。
甘く悶絶する彼女に、火に油を注ぐように、日向は手を上へと滑らせ、乳房の付け根に触れた。
更なる悦楽への期待に、小麻知の気持ちが高鳴り、心臓の鼓動も乱れ始める。
そんな感情を汲み取るように、付け根で止まっていた手が、膨らみを這い上がった。
初体験のオーガズム
日向の10本の指が、壊れ物を扱うように、境目と乳輪の間を往復しながらを、肉の球体をやわやわと歪めていく。
彼女の全身を甘美な痺れがゆっくりと巡ると共に、繁みの奥に隠れた秘芯から、とろりとろりと熱い欲液がと止めどなく零れる。
キュンキュンと小刻みに収縮して疼く感覚を紛らすように、小麻知はもじもじと膝小僧を数回擦り合わせた。
彼の指使いは、酷く繊細な上に的確で、小麻知に痛みも物足りなさも与えなかった。与えたのは期待に対する明確な応えだった。
しかし、日向の指先は、彼女の期待を越えようとしていた。
柔らかな肉を扱っていた指先が徐に、紅く色付いた乳頭に触れた。
「やぁぁんっ…!」
その瞬間、朧気だった痺れや熱、疼きが鮮明さを増し、電流のように俊敏に小麻知の全身を駆け巡った。
(乳首触られただけなのに…)
初体験の感覚に戸惑いを覚えるが、それ以上に興奮や期待などが彼女の気持ちを昂らせた。
小さな肉尖にもオイルをしっかり塗ると、視界の端に小麻知の姿を映したまま、指の腹で輪郭をなぞったり、軽く弾いたり押し潰したりする。
「んっ、ぁっ、…あぁんっ、」
まるで水揚げされた魚のように、小麻知は肢体や四肢を、ベッドの上でピチピチと跳ねさせ、反応を窺うような指使いにただ翻弄された。
(…知らなかった、乳首がこんなに気持ち悦いなんて)
新たに発掘された官能をじっくり味わいたかったが、日向がそれを許さなかった。
指で軽く押し潰したり、掌だけで緩やかに捏ね回したりと、左右の突起物を同時に愛撫する。
「ひぁっ、ぁっ、ぁっ、」
「痛い? 苦しい?」
「はぁっ、…違うっ、痛く、ないっ、苦しくないっ、」
「じゃあ、どんな感じ? 聞かせて、小麻知」
「あっ、はっ…何かっ、ひぁぁっ…!」
日向の指先が限界まで硬さと芯を孕んだ乳頭をキュッと強めにつねり、懸命に紡ごうとした言葉を、甲高く甘い叫びへと変えた。
肢体を仰け反らせながら、真っ暗な視界とは反対に、頭が真っ白になった小麻知は、何も考えられなかった。
しかし、それは瞬き程の短い間だけで、すぐに思考回路が戻ったと同時に、彼女は下げていた瞼をゆっくりと上げた。
「お帰り、小麻知。天国は見えた?」
開けた視界の先には、柔らかな笑みを浮かべてそう聞く、日向の姿が映った。
「…私っ、」
(乳首だけで、イッたの…?)
彼の言動と、心身を包む感覚で、小麻知はオーガズムを味わった事実をすぐに悟った。
「そう。初めて? 乳首だけでイッたの」
心中で呟いた事をそのまま言葉にされ、顔や体が急激に熱くなるのを感じたが、それもまた一瞬だった。
(…乳首だけでもイけるんだ、私はっ、)
羞恥は、新たな快楽を発見した悦びと化した。
「でも、小麻知に味わって欲しいのは、ここから」
深い悦楽
そう言うと、日向の膨らみを持つ胸元から臍周りへと、指先をスッと下へ滑らせ、核心部へと触れた。
彼の指先は道草を食わず、迷いも躊躇いもなく、繁みと熱を持つ肉唇をそっと掻き分け、奥で鎮座する淫核を撫で上げた。
「あはぁんっ…」
すると、小麻知の全身にビリリと、熱や官能を孕んだ電流が流れた。
それと同時に、彼女の視界と脳内に閃光が、チカチカと気紛れに灯り出す。
(…またっ、)
瞬間的な光に、小麻知は2度目の絶頂を予感した。
「あっ、あっ、あっ…」
そんな彼女を再び頂へ誘うように、限界まで膨張して充血した淫豆を、薬指だけでピンと弾いたり、左右に捏ねたり、乳房の先端のように扱った。
(クリトリスでこんなに気持ち悦いの、初めて…)
多くの女性を悦ばせた経験か、或いは天性の観察力か。
そんな邪推をする程に、日向の指使いは細やかさと繊細で、まるで小麻知の体を隅々まで熟知しているようだった。
「あっ、あっ…日向っ、」
「いいよ、オレに全て委ねて」
鋭い観察眼で探り当てた、彼女の悦ぶ律動を乱さないよう、熱く濡れた薄い皮膚を集中的に撫で続けた。
悦びの頂上へ進む足取りが、一気に忙しなさを増す。
「あっ…あっ、はっ、」
乱れた呼吸で短い喘ぎを、何度か繰り返した後だった。
日向の指が生み出す、完璧な摩擦により、限界まで蓄積した熱が、小麻知の中で勢いよく弾けたのは。
それは彼女が予感、期待していた2度目のクライマックスを迎えた瞬間だった。
恍惚とした浮遊感から解放されたと同時に、弓なりに浮かせていた肢体をくたりとベッドに預けた。
「またイッてくれた…嬉しいな」
最初のように、嬉々とした声調で日向が言うが、今回はもう一言付け足した。
「もっと小麻知を気持ち悦くしたいけど、そろそろ時間なんだ」
もう終了だから準備しろと、遠回しに言われているが、名残惜しくトーンの落ちた声で言われたせいか、乱暴には聞こえなかった。
「…うん、わかった」
興奮の余韻と心地悦い気怠さが残る、体に鞭を打って起き上がると、小麻知は独りシャワールームへ歩を進めた。
その時、視線をちらりと日向の局部へ一瞬向けるのを忘れなかった。
置き去りの心身
「今日はありがとう。またね」
お互い身支度を終えて部屋を出ると、彼らはホテルの入り口で別れた。
初めての乳首でのオーガズム、久しぶりにされた恋人のような扱いに、サービスを受ける前に小麻知が抱いていた不安や緊張は、満足感に変わっていた。
ただ1つの事を除いては。
(挿れて欲しかったな…)
小麻知は見逃さなかった、トランクスの縫い目を押し上げる欲望を。
満悦の中に不完全燃焼さを抱えながら、小麻知はホテルを後にした。
女性用風俗の極上の悦びに堕ちていく人妻|夫の浮気とイケないオナニーが後押しする快楽
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