不倫相手への気持ちは本物?【愛】と【欲】の絡み合いと錯覚
「不倫相手を心から愛している」という感情
あなたを苦しめている不倫相手へのその気持ちは、本物ですか?
不倫相手が、妻や家族の元に帰る寂しさに苦しみ、そしてまた逢えば苦しんだ分の喜びを得られる。
【苦しみ】と【幸せ】、どちらの刺激も【欲】によって求めてしまう悪循環に陥ってしまうのが不倫です。
そして、脳に喜びが与えられると、愛着が働きます。
心の満足感・セックスの快感そのようなものを繰り返し与えられると、その相手しか快感を与えてくれないと思い込んでしまうのです。
下記ページでは、オスのネズミでの実験で、少しケースは違うものの、基本的な脳の働きは同じことなのです。
そして、オンナはセックスすると相手を好きになってしまう傾向があります。
不倫相手の気持ちは【欲】か【愛】か?
必要な栄養素は、摂取しなくてはいけませんが、余分なものが欲しくなってしまうのが人間です。
生きるために必要なものだけ食べるだけではなく、何故それ以上のものを食べたいと思うのでしょうか?例えれば、余計な間食をすることによって、必ず自分自身にしわ寄せがきます。
もうお分かりですね?男の場合も、同じです。
男性も自分が妻帯者でありながら、不倫をしてしまうのは、欲に勝てない弱い人間だからです。
だからこそ、見極めて下さい。
- 自分が不倫相手を、本当に愛しているのか?ただの欲なのか?
- 不倫相手が、愛を持って見てくれているのか、一時的な欲なのか?
不倫相手が振り向いてくれないという苦しみに魘されているのなら、きちんと現実と向き合ってみて下さい。
男が女を選ぶのではありません。
相手を選ぶ権利は女にある
もし、妻帯者が、ひつこくアプローチしてきたとしても、女がうんと言わない限りは、男は手出しできません。
無理矢理レイプされるのとは違い、選択権は確実に女にあります。
一時だけの男の欲にほろりとなびき、自身の欲を露にして許してしまってもいい相手なのかを、きちんと判断すべきです。
そして、それでも自身で選んだのなら、「遊ばれた。」なんて言えないという覚悟をもちましょう。
同時に、同じように誰かを苦しませてしまう事にも覚悟を持つ必要があります。
男も女も何ひとつ変わりはしないのです。そして、有利な立場にあるのは、男ではなく、選択権のある女の方なのです。
不倫相手へ対する自分の想いは【欲】か【愛】か?
不倫相手が自分に対して向けている感情を【欲】か【愛】か見極めると共に、自分自身の感情も【欲】か【愛】かを見極める必要があります。
- ただ思い込みにより【欲】を【愛】だと感じているだけなのか?
- 刺激が欲しいだけなのか?
- 不倫相手の幸せより、自分自身の幸せを優先していないか?
そういった事に、きっちりと向き合う必要があります。
脳は自分のものなのに、自分で操作する事ができません。確実に、脳に操られているとも言える状態です。
そうすると、不倫相手へ対する感情が【欲】なのか本当の【愛】なのかが、見えてくるかも知れません。
逢わずとも、不倫相手が健康で幸せで、笑顔でいてくれることを想像して、幸せな気持ちになるのなら、その【愛】は本物だと言えるでしょう。
- 「どうしても逢いたい!」
- 「何故私がこんなに苦しまなきゃいけないの?」
- 「こんなに愛しているのに、私だけが不幸だ。」
それでも、こういった感情だけに支配されたとすれば、その【愛】はただの【欲】でしかありません。
【欲】と【愛】の狭間で、苦しみもがき、それでも、自分の感情は真実だと感じる場合もあります。
こちらでご紹介したみゆきさんがそうですね。
誰が一番大切? 人間の欲の本性
女は受け身だと言うのは間違いありません。
だからこそ、弱い存在.守られるべきものという考えをもってはいませんか?
- 家庭がありながら不倫をする男は汚い。と同時に
- それをわかった上で、不倫をしておいて「男は汚い。遊ばれた。」と言えるのでしょうか?
オンナだから・受け身だからと言って、同じように【欲】にまみれておいて、全てオトコに押し付けてはいませんか?
上述しましたように、選択権はオンナにあります。それを承知の上で受け入れたのはオンナです。
結局は自分を最優先してほしいだけなのです。人間が最も大切にしているのは【自分自身】なのです。
真実の愛と呼べるものは、自分を投げうってでも誰かを想える愛です。
現に不倫相手に女である奥様を棄てて、自分の元に来てほしいという【欲】を持っているはずです。
受け身である女の奥さまも、受け身である女の自分も、立場は何も変わらないのにもかかわらずです。
それが、誰もが持っている人間の【欲】であり、変えることのできない真実なのです。
そういった事に、少し気がつくだけで、今までには見えなかった沢山の事が見えてくるでしょう。
ただ、気づくだけでいいのです。そうすればおのずと道は開けるはずです。
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