なかなかイカない彼氏や旦那。射精できないのは気持ちよくないから?
「なかなかイカない」「射精できない」状況は、セックスには好ましくないもの。
しかし、そのような男性は増加傾向にあります。女性には「気持ちよくないの?」と受け止められかねず、深刻な問題と言えるでしょう。では、なぜそのような状況が起こるのか?
今回は、なかなかイカない・射精できない理由について言及していこうと思います。
男がなかなかイカないのは気持ちよくないから?
どうも、哲也です。
「気持ちいいよ」と言いながらもなかなかイカない彼氏や旦那。それどころか、途中で中折れなんて…。
「本当に気持ちいいの?」と、感じてしまうかもしれませんね。でも、実際のところ「気持ちよくない」わけではないのです。
セックスはどのような状況でも、気持ちいいことに変わりありません。
気分が乗らない時はなかなかイカない
気分が乗らないため「気持ちよくなりたい」という欲求が薄れてしまう…そしてなかなかイカないという場合があります。
たとえるなら、目の前に確実においしいステーキがありますが、全く肉を食べる気がおきないのに食べ続ける。そして、「おいしい!」と必要以上に満面の笑みで演技する…確かにおいしいのですが、満たされない何かを感じる。
体は気持ちよく、心は気持ちよくないと言えばわかりやすいでしょうか。
体と心がバラバラの状態では、性欲が後から追う形になります。なんとか勃起はするが、イマイチやる気のない状態に…。演技するしかありません。気分も乗らずとりあえず勃起した程度なら、心は満たされず快感が半減するのは避けられない。
そのため、『気持ちよくない』わけではないのになかなかイカない状態になるのです。
気持ち良いのですが、なかなかイカない…という状況に焦りを感じながらも、気持ちいいよアピールをする男。心の中までわかりにくいと思いますが、人知れず男が努力している部分です。
「なかなかイカない」「射精できない」原因は?
なかなかイカない、膣内で射精できない『遅漏』『膣内射精障害』などあります。
いずれにせよ、根本原因を大きく分けると3つ。
- 心因性によるもの
- 加齢によるED
- 誤ったオナニーによる弊害
中でも、心の問題がもっとも多いと言われています。
遅漏・膣内射精障害に限らず、EDや早漏など勃起や射精に関するものは、心因性の疑いがまず最初に考えられるでしょう。
心因性遅漏の場合
男は表現をしない代わりに、さまざまな事を心に秘めています。その分、大変デリケートな生き物です。
心因性によってなかなかイカないのは、表に出せない部分が表れていると言えるでしょう。
気分が乗らない状態とはまた違います。たとえば、出産に立ち会った旦那がEDになるといった話もありますね。トラウマやプレッシャーに押しつぶされている感じでしょうか。
- ペニスやテクニックに対するコンプレックス
- 過去のセックスの失敗での女性からの言葉
- 女性をイカせなければならないプレッシャー
- 子作りのための義務感を強いられるセックス
オナニーの弊害による膣内射精障害
遅漏をはじめ膣内射精障害の場合、誤ったオナニーによる原因も考えられます。
セックスの予行練習の一つでもあるオナニーですが、やり方を間違えると本番では逆効果。たとえば、ペニスを強く握るようなオナニーは強い刺激があります。
膣内へ挿入する刺激は、フェラチオよりも弱い。フェラチオも、手コキよりも大変弱い刺激です。手で強く握ってイクのに慣れると、とても膣内の刺激では物足りません。
男は、射精時により強い刺激を求める傾向があります。セックスの時なら、射精しそうになるとピストンが早くなるのがそうですね。知らずの内に強く握るようなオナニーをしていると、膣に挿入するだけでは刺激が足りずなかなかイカなくなるのです。
また『性癖』が関係している場合もあります。
「◯◯じゃないとイケない」という、少々レアなタイプ。普通のセックスでは、最もイカないかもしれません。
- 極度の脚フェチ
- 二次元でしか興奮しない
- 乳首を刺激しながらでないとなかなかイカない
- アナルの同時刺激が絶対必要
10〜20代の若い男性
まだ若い男性がなかなかイカない理由は、健康な身体であるなら心の問題が一番でしょう。
情報社会の現代では、若い内からあらゆる情報が頭に入ってきます。理想とされるセックスの形、テクニックの数々…。
そのような理想を求めすぎる男は、情報にとらわれてセックス時にプレッシャーがかかってしまいます。
その結果、遅漏気味になり「なかなかイカない」という状態になりやすいのです。
また、先ほど言った膣内射精障害。「気持ちいいけど刺激が足りない。」肉体的精神的に、刺激が足りず興奮できない場合ですね。
男の場合、普通のセックスのためには確実に治療が必要でしょう。射精できなければ、セックスは成立しません。最終的には、勃起不全にまで陥る可能性があります。
30〜40代以降の中年男性
この年代では、加齢によるEDの症状が出る男もいます。なかなかイカない遅漏や中折れの原因でもありますね。
EDと言えば「勃起しない・しにくい」症状です。しかし、不思議なことにセックスに問題があっても、オナニーでは普通に勃起する男性は多い。
やはり気持ちの問題があるようですね。
ただ、EDが心因性と言っても加齢による勃起力の低下・勃起の維持・回復力の衰えは、さすがに避けられません。勃起力の低下や維持の困難は、遅漏気味になるきっかけを作ってしまいます。
「今日はうまくできるだろうか?」と不安な気持ちを抱えると、セックスに集中できずになかなかイカない状態を引き起こします。
勃起が維持できておらず不完全な状態にあるためです。さらに気持ちがそれを後押しし勃起を妨げ、最悪中折れする場合も…。
この年代は、結婚している男性も多いでしょうから夫婦の性生活にも問題がありますよね。特にペニスが萎えガッカリさせてしまった経験があるならなおさらでしょう。
パートナーを満足させようという気持ちが、焦りを生み遅漏気味になってしまうのです。
なかなかイカないからといっても責任を感じないで
このように、彼氏や旦那がなかなかイカない原因はさまざまです。女性は、決して自分を責める必要はありません。
- 自分の膣の締まりが悪いから、イカないのかも
- 胸が小さく魅力がないから、イクのが遅いのかも
- 反応が薄くて興奮しないのかも
- もう私に飽きたから、なかなかイカないのかも
このように考えている女性もいますが、最終的にお互いに不満を抱える原因にもなりかねません。自分を責めて大きな不安を感じ、パートナーに対し『どうせ私なんて…』という形へ変わってしまう可能性もあります。
女性にそんなつもりはなくても、男は『あなたのせい』と言われているように感じ、余計にプレッシャーがかかるかもしれません。
なかなかイカないと、男の焦りとともに少々気まずい空気が流れるのではないでしょうか。
中折れ寸前ならなおさらですよね。
自分でも早くイこうと思っていてもなかなかイケない…そんな時、もし女性がため息をつけば、自分を責められていると考える場合もあるんです。
『私のせいかも…』と思っている上でのため息でもです。男は自尊心が強いわりに、ガラスのハートを持ち合わせているデリケートな生き物だと考えてください。
ただ、やはり女性の努力も必要でしょう。
男は、愛液不足でペニスに痛みを感じる場合もあります。膣の緩さも、関係していないとは言い切れません。またマンネリしてくれば、その分刺激も薄れるでしょう。お互いにです。
ですから、多かれ少なかれお互いの努力が必要ですね。
心因性の問題なら、まずは安心させることから
男がなかなかイカない時には、安心させるため何も言わずニッコリ微笑んで『ギュッ』ってしてみましょう。
これだけで、まずは気持ちの空回りが止まるはずです。
セックスに限らず、焦ると男は心理的に『孤』になりやすい。つまり、一人で問題に向き合います。
そこで、「その問題に向かい合うのは一人ではない」と感じさせるのです。すぐに解決できなくとも、変に焦るクセは徐々に治っていくかもしれません。
ただし、治療が必要な場合も当然ありますので状況に応じて専門クリニックで受診するのも大切なことですね。
心の問題・オナニーの問題・加齢の問題。性は心身一体です。二人で向き合うべきなら向き合い、改善が可能なら一つずつ改善する。
男がなかなかイカないと、女性も乾いてきて痛みを感じる場合もあると聞きます。セックスはボディトークともいい、大切なコミュニケーションでもあります。
問題があれば解消し、二人にとって良いセックスライフを送れる日々が理想的ですね。
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