【ペニスの形と性交痛】位置が悪い?相性が悪い?合う合わないは大きさだけじゃなかった!
男女がセックスする際、相性がいい・悪いによって、感じ方が異なります。
セックスの相性をペニスで考えれば、多くの方が『ペニスの大きさ』だと考えるでしょう。
しかし、『ペニスの形』も関係しているのかもしれません。
今回は【ペニスの形と性交痛】それに加え、相性についても考えていきたいと思います。
【ペニスの形と性交痛】セックスで痛いのはペニスの形のせい?
セックスで挿入する際、2つの凸凹が交わります。
ペニスと膣2つの『おうとつ』の形が合っていなければ、当然食い違いが生じますよね。
合っていないパズルのピースをはめ込もうとしても、収まり・はめ合わせが悪く、隙間ができたりキツさを感じます。
形が合っていないボール紙製のパズルを、無理やりはめ込め続ければピースの端っこが曲がったりめくれたりしますよね。
そのめくれや曲がる状態が、女性の性交痛と同じだと考えてください。
ペニスの形が合っていなければ、性交痛を感じるのは当然だと考えられるでしょう。
木やコルクでできたジグソーパズルなんて、無理に入れ込もうとしても、絶対に入らないでしょう。
完全、物理的に硬いからです。
ただ大きさの相違は、相性と言えるものではありません。
ですから、ひとまずここでは、ペニスの形・大きさはもちろん・相性と性交痛を結びつけることはできませんね。
それに、膣は硬いものではありませんよね。
となると、『ペニスの形によって、性交痛を感じるのは矛盾している』とも考えられます。
ぴったりと合うペニスと膣の密着度が大きな鍵を握っていそうです。
ちなみに、ジグゾーパズルの名前の由来は、ロンドンのジョン・スピルズベリ氏が木の板を切り、子どもの教育のために作ったものが、世界初だと言われているんですって。
『糸のこぎり(糸鋸=糸ノコ)』=『Jigsaw』それが、ジグソーパズルの由来だそうです。
性交痛を感じないペニスの形ってあるの?
ペニスにはさまざまな形がありますが、性交痛を感じないペニスの形はありません。
ただ、セックスで感じるためには、大きさや硬さだけでなく『カリ高』も重要です。
紗江の意見では、カリ高ペニスは『逞しい』『かっこいい』というイメージ。
カリが高ければ、ピストンの際に引っ掛かりができ、摩擦力や圧迫感を感じます。
しみけんや加藤鷹がカリ高だとして名を馳せているようですが、逆に合わない女性にとっては、性交痛を感じるということになりますね。
ですから、いわゆるカリのない棒のようなペニスの形が性交痛を感じにくいと言えるでしょう。
棒と言えば、オナニーで使用する女性もいるという『スリコギ』。
すりこぎはまっ直線の棒ですから、挿入してもそこまで大きな快感は感じられないでしょう。
オナニーには、カリのあるディルドかバイブを使った方が、より刺激が加わります。
性交痛を感じる女性・おもちゃが不安だという女性には、亀頭の大きさに無理がないマリンビーンズがおすすめです。
ペニスの形と膣の形の関係性
性交痛を、彼氏のペニスの形のせいだけにはできません。
こちら『ペニスのしくみについて』で、さまざまなペニスについて解説していますが、女性の膣の形状によって感じ方は全く異なります。
- 亀頭の大きさ・膣の入り口の大きさ
- ペニスの太さ・膣の広さ
- ペニスの反り返りの角度・膣の角度
- ペニスの長さ・膣の奥行き
- 上付き下付きなどの膣の位置
角度はもちろん、左右どちらかに曲がっているペニスもあります。
女性の上付き下付きの位置も、微妙な差だとしても、大きな違いになります。
紗江の彼は、ペニスの形はカリ高もあり、大変綺麗で最高と言えるほどだと考えています。
ただ、ほんの少しだけ亀頭の角度が下向き気味。
勃起の角度とは別モノですが、彼自身昔からコンプレックスだったのだとか…。
彼のセックスのやり方は、女性にとって最高に優しいやり方です。
感じている演技をしていた女性もいたでしょうが、見た目的にも対応も常に紳士。基本的に毛嫌いされるタイプではありません。
ですが、もしペニスと膣がうまくマッチしていなければ、パズルのピースのように食い違いが生じるのは当然。
感じない女性がいなかったとは言えませんよね。
全ての女性に対し、性交痛を感じさせない万能ペニスはないんです。
性交痛はペニス・膣の形に合わせた体位も重要
ペニスの角度・女性の膣の上付き下付き・形に合わせた体位も、性交痛に大きな関わりがあります。
- 上つき ⇒ 膣の入口がお腹側に近い
- 下つき ⇒ 膣の入口が肛門(アナル)側に近い
上付きの場合、正常位や対面座位などの前からの挿入に適しており、下付きならバックなどの背面からの挿入に適しています。
入り口から離れたところから挿れるのは、普通に考えても無理がありますよね。
ペニスの形や角度云々よりも、女性の膣の位置が重要になっているとわかりますね。
- 上つきの膣でバックから挿入しても、下つきの膣で正常から挿入しても、ペニスの形がカリ高のない棒状であれば性交痛を感じにくい
- 上付きでも下付きでも、形状に合わせた体位なら、ペニスの形かかわらず性交痛を感じない
こういった事になるでしょう。
【ペニスの形と性交痛の関係】ペニスの形によって形状を変える膣
形が変えられないペニスと違い、膣は決まった形をしているわけではありませんし、ある程度の柔軟性があるもの。
指を入れても・ペニスを入れてもそれぞれの大きさを感じ、気持ちいいのは、膣が入ってくるモノに対し柔軟に対応しているということです。
紗江は、彼のペニスを見た時、正常位で挿入すると「Gスポットを刺激できないのではないか?」「ポルチオに当たらないかも?」などと、ふと頭をよぎりました。
初めは「うまく刺激できないかも」と思っていた彼のペニスの形でも、セックスの回数を重ねるほど気持ちいいと感じるようになりました。
今はどんな形よりも、彼のペニスの形以上に気持ちいい形は考えられません。
さらに、手マンでの連続の潮吹き後、彼は紗江の膣が「緩い」といいます。
またセックスしていなかった期間が長くなれば、紗江自身ペニスがすごく大きく感じ、まるで処女に戻ったかのような感覚を感じます。
摩擦によって会陰は裂けるわで、終わった後の痛みを感じることも…。
膣は入り口や形状を変え、ある程度の範囲内であれば、入ってくるものの形を選ばないと言えますね。
女性の膣の長さは7cm程度だと言われています。
東京のあきこクリニックの医師や、助産師の池本千有氏の言及によると、8cm程度。
助産師の池本千有氏は、こう語っています。
「膣は出産に耐えられる程の伸縮能力があります。浅い膣でもゆっくりと時間をかけて刺激していけば、一回のセックス中でも奥行きは3センチ程度は伸びたりしますし、長期的に刺激していけば奥の柔軟性が高まって奥行きが定着してきます。逆に、刺激しなければ萎縮して短くなるという現象も起きます」
さらに、女性の膣内の開発により、気持ちいい場所が広がるとも言及しています。
このように、柔軟性・伸縮性がある膣は、どんなペニスの形であっても対応していけるし、性交痛を感じなくなる可能性があるんですね。
ただし、そんな簡単に、膣の形が変わるとは考えられません。
膣に合わないペニスの形に順応し性交痛をなくすためには、かなりの時間がかかるでしょう。
変わらないペニスの形なのに性交痛を感じるのはなぜ?【膣の劣化】
上述したように、膣の形は変わります。ペニスの形は変わりません。
長年セックスをしているのに『性交痛を感じるようになった』という場合、何が考えられるのでしょう…。
膣の形が変わったのか?
他の男性を受け入れていなければ、パートナーのペニスの形に馴染んだ膣の形は変わらないと言えるでしょう。
実は女性の膣は、加齢とともに潤いやふっくら感をなくし、萎縮していきます。
今までは性交痛を感じなかったのに感じる痛みは、ペニスの形が原因ではなく、膣の劣化が原因かもしれません。
膣の劣化は、顔の劣化と同じように誰もが避けて通れない道。
『パートナーのペニスの角度の変化』とも考えられますが、加齢により角度が低くなれば、同時に硬さも変わります。
つまり、勃起角度が低くなれば『柔らかさが増す』と考えていいでしょう。
柔らかいペニスは、摩擦・圧迫感が減少し刺激が弱まるように、ふわふわのパズルだとすれば、無理に押し込んでも曲がったりめくれたりはしませんよね。
ですから、やはり同じ相手なのに性交痛を感じるようになったのだとすれば、膣の劣化を疑うのが正解と言えそうです。
ただし…女性の性感はそれだけではありません。
ペニスの形と心理的要因による性交痛
ペニスの形と膣の形状が合っても合わなくても、精神的要因で感じる性交痛があります。
ペニスに摩擦が加われば射精に至る男性と違い、女性の性感はそう単純なものではありません。
紗江は、女性のセックスは『心理的満足』がもっとも大きな要素を占めていると考えています。
- 好きでなくても、ペニスと膣の形状が合えば、性交痛は感じず最高のセックスになる
- 好きでも、ペニスと膣の形状が合っていなければ、性交痛を感じる
- すごく好きだと思っている時、ペニスの形が合わなくても性交痛は感じない
- 気持ちが変われば、ペニスと膣の形が合っていても、性交痛を感じる
【1】と【2】は、紗江が体験済み。
ペニスと膣の形状が合っているかいないかまではわかりませんが、紗江が感じた性交痛は、自分の感情が要であると断言できます。
すごく好みの形で自分に合っていると思うペニスで、好きだと思っている男性でも、性交痛をはじめ嫌悪感しか感じません。
その他、射精することしか考えずピストンするしか能のない男性・自分本意で思いやりのかけらもない男性もいます。
そんな男とセックスしても、気持ちいいはずがありませんよね。決して、ペニスの形云々とは言えません。
紗江は、性交痛を感じるという理由で、好きな男性と別れました。
その男性に性交痛を伝え、再度セックスした時、実は痛みを全く感じなかったんです。
ペニスの形が合っていなかったと思っていた紗江ですが、そうではなかったんですね。
その男性は、自分本意のセックスをしていました。
ですが再度セックスした時、その男性は『自分本意のセックス』をしませんでした。
相手の思いやりを感じたからこそ、性交痛を感じなかったんだと考えています。
でも、おそらく本当に体の相性が悪かったから、心から気持ちよくなれなかった…間違いはありません。
紗江が彼とのセックスに感じている最高の快感は、ペニスの形ではなく『心』がどう感じているか…ということ。
女性にとっての性交痛は、気持ち次第であると言えるんです。
- 女性自身が、心変わりをした
- パートナーのセックスの愛撫などが手抜き・おざなりになり、愛情を感じられない
ペニスの形よりも、パートナーとの関係性・女性自身の気持ちがどう変化しているのか…。
若くして急に性交痛を感じる女性は、『自身が相手に感じる感情』がどう変わっているのかを考えた方がよさそうですね。
性交痛を感じなくても、いきなり不感症になったと感じる女性もいるでしょう。
もちろん、子宮筋腫や子宮内膜症・血栓症の原因も考えられるため、痛みがある場合、念のため診察してもらってくださいね。
少しでも体に変化・異常が見られる場合は、すぐにレディースクリニックや婦人科で診察してもらいましょう。
病院については、あらためてご紹介したいと思います。
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